TT-Ascalon™

高性能、汎用制御

Ascalonは、Tenstorrentの高性能RISC-V CPUロードマップの第一世代を代表するものです。これは単なるプロセッサではありません。RISC-V技術を進化させ、次世代の高性能コンピューティングを後押しするという、私たちの献身的な取り組みの証です。Apple、Tesla、Arm、AMDといった業界のリーダー企業出身の設計者によって設計されたAscalonは、比類のない性能を発揮するように作られています。Ascalonをもって、Tenstorrentは業界に新たな基準を打ち立てています。

TT-Ascalon™

64-bit Out-of-Order Superscalar CPU

TenstorrentのAscalonは、RVA23に準拠した64ビットのOut-of-OrderスーパースカラーCPUであり、面積効率と電力効率を維持しながら、可能な限り最高のパフォーマンスを提供します。

RVA23対応

RVA23対応

最新のRISC-Vアーキテクチャ仕様への準拠。

Advanced Branch Predictors

Advanced Branch Predictors

性能向上のための投機的実行の強化

256-bit Vector Data Path

256-bit Vector Data Path

要求の厳しいワークロード向けに高速並列処理を可能にします。

High Performance memory Sub-system

High Performance memory Sub-system

迅速なデータアクセスと効率的なメモリ管理のために最適化されています。

Advanced Security, RAS, and Debug Features

Advanced Security, RAS, and Debug Features

堅牢なセキュリティプロトコルを用いて、信頼性、可用性、保守性の高い運用を保証します。

64-bit Out-of-Order Superscalar CPU

実世界のRISC-V

Ascalonのエミュレーションおよび検証スタックを使用すると、最初のシリコンの前に実際のワークロードをテストできます。コア/キャッシュ構成に対応できる柔軟性と、シリコン製造後のデバッグに耐える堅牢性を備えています。

Emulation

すぐにAscalonでワークロードをテストしましょう。複数のコアおよびキャッシュ構成に対応する柔軟なエミュレーションサポートと、すぐに使えるオープンソースのソフトウェアツールチェーンが用意されています。

Validation (Post-Silicon Ecosystem)

AscalonのDesign-for-Debug (DfD) ツールは、ハードウェアの立ち上げ、ソフトウェア開発、チューニングを効率化し、Core Logic AnalyzerやDebug Signal Traceといった標準および独自のデバッグ機能を提供します。

オープンソース、RISC-V Ready

Whisper

Reference Models

Whisper

Whisperは、RISC-Vコアの検証において重要な役割を果たす、オープンソースのRISC-V命令セットシミュレータ(ISS)です。また、開発者はRISC-Vハードウェアを必要としない環境でRISC-Vコードを実行することが可能になります。

Riescue-C

Riescue-C

RIESCUE-Cは、RISC-Vコンプライアンス・テスト専用のジェネレーターであり、幅広いRISC-V拡張機能をサポートしています。

Riescue-D

Riescue-D

RIESCUE-Dは、指示付きRISC-Vテストを記述および実行するための柔軟なフレームワークです。

OCELOT

OCELOT

Ocelotは、Berkeley-Out-of-Order Machine (BOOM) をベースにしたオープンソースのアウトオブオーダーRISC-Vプロセッサであり、批准済みのVector拡張機能のサポートを統合しています。オープンソース開発者コミュニティと共に行うOcelotへの私たちの貢献は、RISC-Vエコシステムの拡大に役立っています。私たちは、自社のシリコンにオープンソースの設計コンポーネントを使用していることを誇りに思っています。

敬具

TT-Ascalon™、Tensix Neo、Open Chipletsなどについてさらに詳しく知りたい方は、今すぐ弊社のIPチームにお問い合わせください。